

トークセンの施術は、何世代にも渡って師匠から弟子へ、父から子へと口伝によって伝承され、長い歴史の中で、人々の経験により守られてきたものです。
トークセンで使われる木槌は、普通の木ではなく必ず雷の落ちた木から作られ、天からのエネルギーが施術効果を高めると考えられています。
通常のマッサージでは、手や指の力が不十分でこりを取るのに時間がかかることがありますが、トークセンは張っている筋や腱を叩き、筋肉の緊張を早めにほぐし、腱をも緩ませるため、筋肉や腱だけでなく関節などの痛みにも効果がある施術法です。
また、トークセンはその独特な響きで精神をリラックスさせる効果が優れているのも特徴です。そして、施術側にかかる身体の負担が少ない事も、大きな特徴となっております。
私たち日本タイマッサージ協会と太極治療院では、トークセンの数少ない伝承者である、コンペット・ブンプラコム先生とイントン・ホイゲオ先生からトークセンの詳しい技術を教わる機会に恵まれました。コンペット先生は、ラオス出身で父からその技術を受け継ぎ、20数年の経験があるトークセンの専門家です。またイントン先生は、ランプーン県の村医者代表で、タイ労働省が認可しているタイ伝統医学学校の責任者でもあります。そして、お二人の先生方から日本で施術をする許可と実技を日本でを頂き、またトークセン施術を日本の方々にお教えする事を許可して頂きました。
施術を受けた方からは「全く痛くなく、非常に気持ちが良かった」、「体が3日間、芯から温かく、冷え症が治った」などの感想をいただいています。
「トークセン」の歴史はとても長く、師から弟子へ、父から子へ伝承されてきたタイ伝統医学の秘技なのです。
トークセンを専門的に教えるところは、現地タイでもほとんどなく、教えていただける先生も地方にいるため探すことも難しいので、日本タイマッサージ協会では、5日間でトークセンの技術が全て学べる講座を設けています。講座受講後は、トークセンの技術が身につき、タイマッサージの有効な補助テクニックとして、また単独での施術方法として活用いただけることと思います。
■トークセンが対象とする症状
1.筋肉疲労
腕、脚、肩、首、背中、腰の筋肉に凝りや痛みがある場合、重い物を持ち上げたり、長時間同じ姿勢のまま座る、立つ、寝るなど、また無理な姿勢をとった後の筋肉のバランスの崩れ、腰痛、背部痛、首・肩のこり、腕・足の疲れ、頭痛など。
2.神経痛
坐骨神経痛、大腿神経痛、腕の神経痛など神経に直接刺激を与えることができ、強い刺激は神経の働きを鎮め、軽い刺激は神経の働きを高めます。
3.腱の病気
腱の周りや腱そのものが痛くなる場合、そのつながる筋肉が張っていることがあります。トークセンは腱に直接刺激を与え、腱の緊張をほぐすことができるので、そのつながる筋肉も緩めることができます。
4.関節痛
肩・腰・肘・膝などの関節の周りには、その関節を動かす筋肉や腱が有り、それらの緊張が関節痛の痛みのケースがかなりあり、周囲の筋肉と腱を緩めることにより、関節痛を和らげることができます。
5.各内臓の働きの低下
背骨が歪んでいる場合は、その歪みに対応する神経や内臓に機能障害が生じ、歪んでいる場所の両側の筋肉を叩くことにより、背骨が真っ直ぐになり、関連する内良くなります。 |

・治療としてのトークセンを受けたい方は...
→【太極治療院にて】 予約電話:03-3794-6657

・リラクゼーションとしてのトークセンを受けたい方は...
→【ヒーリングタイにて】 予約電話:03-3783-0086



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